金曜日, 9月 29, 2006

リアル(現実)とモデル(本質)、連続と離散、実数と自然数、無限と有限、大脳と割り切れなさ

現実を抽象化して、本質だけを抜き出したモデルを用いて、現象を研究する方法があります。
つまり、モデルは現実ではありません。本質は現実ではないことになります。
プラトンのイデアでは、我々の済む現実は、本質の影ということになっています。

Wikipedia:イデア論

私は、この世は時間も空間も連続に感じます(現実)。しかし、本質的にはどうだか怪しいものです。
目に見えない微小な世界、量子力学、素粒子の世界では、あるスケール(目盛りのようなもの)より小さくなると、
どうなっているのかわからないことになっています。つまり、連続なのか離散なのか、あるのかないのかわからないのです。

身の回りには、指折り数えることができるものと、割り切ることのできないものがあります。
葡萄の実はいくつと数えられますが、まーるいケーキはみんなで食べるには、割らなければ
なりませんが、正確に均等に割り切ることはできません。(だから、兄弟ゲンカは、
いつまでたってもなくならないのです)

たとえ、どんなにたくさんだろうとも太陽系に存在する原子の数は、有限です。
どんなに近くても0と1間には、無限個の数が存在します。

どんなにつらくても、どんなに楽しくても、いつか必ず終わりがやってきます。
なのに、私達の脳はそれがわかっていても、割り切ることができません。

切ない季節、秋です。

月曜日, 9月 25, 2006

BBQ日和

昨日は、研究室でBBQ。
VisitorやFamilyやら、わらわらみんな集まって、総勢十数人。

秋と言えば、食欲の秋。
秋刀魚、サーモン、なす、ビール、ワイン....。

食ったー。しめて、一人1400円。こりゃいいわ!



寒すぎぜず、暑くもなく。
すばらしいBBQ日和でした。

火曜日, 9月 19, 2006

『大変なことが起きている』




そう呼ばれて窓の外を見ると、なんと大きな虹。

『虹』という実体はあるのか?

『虹』は、大気中の水滴に太陽の光が屈折されて、
水滴がプリズムの役目を果たして、分れた光(分光)が
七色の光になって見える現象。

結局、『太陽の光』が『虹』の実体なのか、
それとも大気中の『水滴』なのか。

同じ意味で、『影』は実体なのだろうか?

プラトンの『イデア』では、『影』は実体ではないことになっている。

台風一過

今日は、いい日和になりそうです。

月曜日, 9月 18, 2006

HUSCAP

先日(9月16日)のペンギンカフェで、初めてお会いしたHUSさんと
CAPさんがHUSCAP(北大学術成果コレクション)というCOOLなお仕事を
されているのを知りました。

要するにHUSCAPの目的は、研究者の研究成果物を電子化してWebに無料で掲載するのをお手伝いすることの用です。

『おいおい、それのどこがCOOLなのかい?』
そうですよね。今時、研究成果物(大抵、論文)は電子化されて電子ジャーナル(ただし、閲覧などは有料)になっていますよね。

今回、HUSさん、CAPさんに聞いて知ったことなのですが、電子ジャーナルに掲載された論文の著作権は、そのジャーナルを発行している出版社が所有することになっているのだそうです。

つまり、自分の研究成果物である論文の著作権が自分にないってことです。だから、ジャーナルに掲載された自分の論文をコピーして、他人に読んでもらいたくても自由にそれができないことになります。

そこで、研究者の希望があれば、掲載論文を無料公開することを多くのジャーナルの出版社が認めています。そして、それを実際に公開するのを手助けしているのがHUSCAPってわけです。(なるほど)

そうすると、自分の論文を自分でコピーして研究者に配布することができるようになるわけです。(ただし、オリジナル論文のみ)

小生は、Free Software FoundationとかGNUとかCreative CommonsとかがCOOL!で好きなので、HUSCAPにもがんばってもらいたいですね。

しかも、アレゲなNewsサイトSlashdotにもタレコまれていて実は、かなりアレゲだったのです!おそるべし、HUSCAP。Slashdot JAPAN:北大が学術成果コレクションを公開

敬老の日


今日は、台風13号(アジア名:SHANSHAN(サンサン))の影響で札幌も
一日中しとしと雨です。
Happyday Web Radio
のClassical Contemporaryな曲が似合います。
すこしもの寂しげな日です。

どんなにインターネットが発達して、世界が小さくなっても、
現代ではまだ、物理的な距離をこえて、豊かな情報を届ける
までには至っていない。

結局、毎日顔を合わせている方が、多くのことが
伝わるものなのでしょう。今はまだ...。

おじいさん、おばあさん、(いつまでも?)お元気で。

土曜日, 9月 02, 2006

好きなことをやれ! そして、楽しめ!

以前にこのBlog『Wednesday, June 28, 2006 いい話しです。』で、
現Apple ComputerのSteve Jobsのスタンフォード大学の卒業式のスピーチJapanese ver. English ver.を紹介しました。

元気の出る『いい話し』だなぁとそのときは、それだけの理由で紹介したのだけれど。
今日紹介する記事Steve Jobsのスピーチから読み取る自分戦略は、どうしてJobsは卒業式を向かえ、社会に出てゆく若者に『好きなことをやれ!』(元記事の題は、Jobsの「You've got to find what you love.(本当に好きなことを見つけなさい)」という言葉を引用)という、『ありきたりな』メッセージを伝えようとしたのか冷静に分析しています。

結局、"好きこそものの上手なれ"ってことですかね?

金曜日, 9月 01, 2006

秋色 茶 カフェ カフェ・シアンティフィーク(サイエンス・カフェ)

今日の札幌は最高気温が23度で午後6時現在で、21度
明朝は19度まで下がるようです。つまり、『秋』が、
哀愁の『秋』が今年もやってきたのです。
すこし雨までぱらついてきています。

連想ゲームの題からお察しのとおり、
今日もサイエンス・カフェがらみ。
(こればかりやっているわけではないのですが...。)

サイエンス・カフェは、
Ricafe Webでは、
「イギリスで10年前にはじまった」
としか書いてありません。

よりくわしい、歴史が書かれているのを見つけたので、御紹介します。
それは、
カフェ・シアンティフィーク東京
Cafe Scientifiqueとは
書いてありました。一度御覧になってみては。

それにしてもとっても尾洒落なWebです。カックッイー!
(私達もこのカッコよさを真似したいものです)