月曜日, 9月 18, 2006

HUSCAP

先日(9月16日)のペンギンカフェで、初めてお会いしたHUSさんと
CAPさんがHUSCAP(北大学術成果コレクション)というCOOLなお仕事を
されているのを知りました。

要するにHUSCAPの目的は、研究者の研究成果物を電子化してWebに無料で掲載するのをお手伝いすることの用です。

『おいおい、それのどこがCOOLなのかい?』
そうですよね。今時、研究成果物(大抵、論文)は電子化されて電子ジャーナル(ただし、閲覧などは有料)になっていますよね。

今回、HUSさん、CAPさんに聞いて知ったことなのですが、電子ジャーナルに掲載された論文の著作権は、そのジャーナルを発行している出版社が所有することになっているのだそうです。

つまり、自分の研究成果物である論文の著作権が自分にないってことです。だから、ジャーナルに掲載された自分の論文をコピーして、他人に読んでもらいたくても自由にそれができないことになります。

そこで、研究者の希望があれば、掲載論文を無料公開することを多くのジャーナルの出版社が認めています。そして、それを実際に公開するのを手助けしているのがHUSCAPってわけです。(なるほど)

そうすると、自分の論文を自分でコピーして研究者に配布することができるようになるわけです。(ただし、オリジナル論文のみ)

小生は、Free Software FoundationとかGNUとかCreative CommonsとかがCOOL!で好きなので、HUSCAPにもがんばってもらいたいですね。

しかも、アレゲなNewsサイトSlashdotにもタレコまれていて実は、かなりアレゲだったのです!おそるべし、HUSCAP。Slashdot JAPAN:北大が学術成果コレクションを公開

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

それからHUSCAPのシステムはBSDライセンスのオープンソースです。これを開発したRobert Tansley氏はこないだGoogleに移籍してしまいましたが、世界中のユーザによって、活発に開発が続いてます。
またどこかでお会いしましょう。

匿名 さんのコメント...

HUSCAPは研究者のみなさんの味方です。akishiさん、こんばんは!ペンギンカフェではとても楽しかったです。
レッシグ教授への質問は投稿しました?

akishi さんのコメント...

> husさん、capさん
先日は、すいぶん失礼なことをいろいろとしてしまい、すみませんでした。どうぞ、これからも仲良くしてください。

> husさん
ぜひ、またどこかで...

CyberLawやCC(Creative Commons)、Open Source Licenseについての勉強会などをやられることがあれば、ぜひ誘ってください。

HUSCAPのシステムのシステムを管理しているCOOLなSEさんが、そこにいらっしゃるのですね。

>capさん
「ペンギンカフェ」は楽しかったですね。

「質問」投稿してません。capさんは何か聞きたいことありますか?

図書館には、 レッシグの本が揃ってますね。何か面白いことがあったら、教えてください。

御存知かもしれませんが、レッシグのBlogの翻訳があります。
戦うサーバー法学者ローレンスレッシグ
http://blog.japan.cnet.com/lessig/
寄ってみてください

匿名 さんのコメント...

akishiさん、こんにちは。
勉強会じゃないですが、お誘いしたい企画があります。でもこのブログのメールアドレスはuser unknownでエラーが返ってきてしまいました。(涙)