水曜日, 8月 30, 2006

2nd Ricafe "クマムシ" 平和的ゲリラ作戦

前の日曜日(8月27日)に私達が仲間とやっているサイエンス・カフェ
Ricafe(りかふぇ)の第2回(テーマ:クマムシ)を開いてきました。

とっても天気の良い午後の公園の木陰で、麦茶をすすりながら
奇妙な生き物"クマムシ"を紹介しました。

その日、その公園では3つのイベント(北海道マラソン、
おかあさんコーラス全国大会、Ricafe)が重なって開催されていたので、
たくさんの人達が遊びに来ていました。

Ricafeはゲリラ的な開催だったので、Ricafe目当ての方はおそらく
いないと思っていました。ところが、なんとRicafeを目当てで公園に
来てくれた二人も人がいたのです。

そのうち一人は小学生の男の子。その少年は、"ムシ"が大好きなのだそうです。
先日、公園内の児童館に配ったチラシを見て、楽しみにして来てくれたのです。

あぁー。こんな意外なところからの大っきなプレゼントを受け取ってしまったら、
どうしてお返しをしたらいいのでしょうか?
くそー(下世話な言葉です。良い子は使ってはいけません)、
涙がちょちょぎれそうだぜ!

ありがとう、少年! お兄ちゃん(まだ、おじちゃんではないよ!)は、
もっともっとがんばります。

いつか毎週末どこかの公園の木陰でサイエンス・カフェが
開かれる日が来るまで....。

金曜日, 8月 25, 2006

泊原発の炉心(原子炉圧力容器)は鍛造(たんぞう)

昨日(8月24日)に、北大CoSTEP主催『泊原発見学ツアー』に
参加してきました。すごくたくさんのことを勉強しました。

カオス理論を勉強している身からみた興味深い例を
原発で見つけたので報告。

原発の中でウラン核分裂反応が起こっているところを
炉心(原子炉圧力容器)と呼びます。
泊原発1号、2号機の炉心は、厚さ約15cmステンレス製で
なんと『鍛造(たんぞう)』なのです。

鍛造は鋳造(ちゅうぞう)などに比べ強い(強度の高い)材料が
作れます。

鍛造(Wikipedia): http://ja.wikipedia.org/wiki/鍛造

実は、鍛造やパイこねなどの引き延ばしては、折り畳むことは、
(難しいですが)カオス理論の初期値鋭敏性を利用して、
ものを均一にすることなのです。

初期値鋭敏性: 初期値のごくわずかなずれが、将来の結果に甚大な差を生み出す性質

カオス理論(Wikipedia): http://ja.wikipedia.org/wiki/カオス理論


おそらく、炉心の材料の製法に感動したのは私だけでしょうが。
あぁ、こんなところにもカオスです。
というよりも、カオスは『普通』だということでしょうか?

火曜日, 8月 22, 2006

ペンギンカフェ

「祭」って、ハイな気分になって半狂乱して
全体との一体感を得る行為なら、
それを貪欲に求めている私は、タダの「寂しがりや」か?

さて、成熟した人間の証(?)といえば、「理性」。
「理性」と「野性」のジャズセッション"サイエンス・カフェ:
ペンギンカフェ"に行ってきました。

http://ricafe.blog59.fc2.com/blog-entry-10.html

これがまた、よくできたカフェだったんです。
ゲストも参加者も店の雰囲気もジャジーな対話も。

あんまり物事を冷静に評価できませんが、
あんなカフェを私も作れるようになりたいですね。

土曜日, 8月 19, 2006

BOOK 緒方貞子 - 難民支援の現場から

東野真著 緒方貞子 - 難民支援の現場から 集英社新書
本書には、冷戦終了後の混乱の10年間、国連難民高等弁務官として、
難民の人道支援を指揮した緒方貞子のインタビューが収録されている。
冷戦体制の終結後の頻発する武力紛争、それによる大量の難民発生、
その極限状態で緒方がいかにに考え、決断し、行動したかが記されている。
緒方の創造力、行動力、生命力に感動します。
amazon:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087201996/sr=1-1/qid=1155960613/ref=sr_1_1/250-6083796-6309846?ie=UTF8&s=books

BOOK ボランティア もうひとつの情報社会

金子郁容著 ボランティア もうひとつの情報社会 岩波新書
今や災害支援や福祉に限らず、さまざまなところでボランティアが行われている。
どうして私達は、ボランティアという社会活動を受け入れ、採用しつつあるのか?
ボランティアをとおして、人々が新しい形態のネットワークを築いてゆくプロセスが
どうして今、私達の関心を引くのか?筆者は情報社会という観点から捉えようとしている。
amazon:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4004302358/sr=1-1/qid=1155960543/ref=sr_1_1/250-6083796-6309846?ie=UTF8&s=books

BOOK エンデの遺言 「根本からお金を問うこと」

河村厚徳+グループ現代著 エンデの遺言 「根本からお金を問うこと」NHK出版
「エンデ」は、「モモ」や「ネバーエンディングストーリー」の著者
ミヒャエル・エンデ。エンデは「現在の通貨システムの何をかえるべきなのか」
が、人類が今後の生存にとって決定的な問いだと言います。身の回りある
「お金」、その何に問題があるのでしょうか?どうして私達の未来と生存に
決定的に関わるのでしょうか? 本質的な問題を提起する本です。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140804963/ref=sr_11_1/250-6083796-6309846?ie=UTF8

BOOK MIND HACKS

Tom Stafford, MattWebb著 夏目大訳 MIND HACKS オライリー・ジャパン
自分の脳をつかって、脳の不思議を体験しよう。何もたいそうな装置は
いらないんです。ただ、実際に自分の体と脳をつかってやってみるだけ。
手始めのお薦めは、p.237 #63「体の各部分の位置を把握する」。きっと、
「えっ!なんでー!」となるはず。そんな楽しい体験が一杯つまっています。
amazon:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4873112710/sr=8-2/qid=1155960183/ref=sr_1_2/250-6083796-6309846?ie=UTF8&s=gateway

日曜日, 8月 13, 2006

昨日から今日、そして明日へ


夏は猛スピードで過ぎ去ろうとしているようです。
今年は、30度をこえる夏日は両手の指で足りるほどしか
なかったかもしれません。(片手でいいかもしれない)
夕方になれば、心地よい風が吹き抜けて、
夜は、風邪をひかないように気をつけなければいけないでしょう。

この季節は哀愁ですなぁ。

今年もどうやら、「壁」の前に来てしまった。
そういえば、去年も「壁」の前に着いていることに気付いたのは、
この頃だったような気がするなぁ。

全力でぶつかって、乗り越える? 玉砕する?
それとも、「時間」の問題と(いつものように) やり過ごす?

夏の終わり、後の祭。
祭の季節は移りゆく、
俺の祭は、どうやらこれかららしい。

水曜日, 8月 09, 2006

写真


お!やったー、写真を載せられるようになった。
これからは、写真もつけてお送りしたいと思います。

ちなみに、この写真は美瑛の丘にたたずむ研究室のみなさんです。

月曜日, 8月 07, 2006

酒癖

去年、滋賀県大津にいたころから、お酒をよく飲むようになった。
お酒がおいしいと言うよりも、気の置けない友人と一緒に飲むと
とても楽しい。そんなものだった。

しかし、どうやら最近様子が変わってきた。
8/6に札幌大通り公園夏祭りのビアガーデンに行きました。
なんかしらんが、はじまりからチョーハイテンション。
大声で吠えるは、踊るは、暴れるは、しまいにはYMCA西城ヒデキで
まわりのみなさんと大フィーバー!
今になって、振り返ってみるとかなり恥ずかしいヒトになっていました。

つまり、酒癖がとっても悪くなってきています。

ついこのあいだも酔っ払って、店のガラスを割って、
その後、救急車を呼ぶような、荒れた飲み会を友人達とやって
反省したところのなのに….

研究室合宿

8/2から8/4まで、研究室の合宿に行ってきた。
目的は大雪山系旭岳(2290m)登山だった。
あいにくの雨で、登山をすることができなかったけれど、
研究室の親睦が深まったので(と思う)よかった。