日曜日, 10月 29, 2006

マイクロファイナンス、マイクロクレジット

"イグノーベル賞"ではなくて、
本家本元の"ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize 2006)"の話し

僕は、
Sustainable Development(ここでは、環境と開発という視点しか紹介していない)へ繋がる
Comunity Currency(CCWiki (Community Currency Wiki より))の世界を
楽しませてもらっている。

また"Sustainable Development"に繋がる楽しみが一つの増えた。
それが「マイクロファイナンス、マイクロクレジット」。
"何じゃそりゃ?!"
see
イクロファイナンスと、高利貸しのポジティブな役割 ----バングラデシュのグラミン銀行の場合(山形浩生の『ケイザイ2.0』より)




要は、貧しい人達の為のうまい金の貸し方 なのだ。
ムハマド・ユヌス氏(バングラデシュにあるグラミン銀行総裁)は、
マイクロクレジットを実践し、2006年のノーベル平和賞を受賞した。
see
The Nobel Peace Prize 2006

山形浩生 の「経済のトリセツ」

わかりやすく、そして偉大なノーベル平和賞である。

3rd Ricafe "Ig Noble Prize"

昨日、今日とぽっかと暖かい札幌です。
キャンパス内の木木の紅葉は、今まさに見頃です。
多くの市民、観光客が紅葉狩りをしています。
これだけ、いわゆる大学関係者以外の人が
キャンパスにいるのを見たのは初めてです。

当然ながら、この現象は毎年のことだそうです。

そんな日和に、
第3回 我らが Ricafe "「イグノーベル賞」の科学
- こんな科学もあり!? -"
を開催しました。

今回の僕の(僕達の?)狙いは、「イグノーベル賞」を紹介することでした。
イグノーベル賞には、
僕の大好きなブラックなジョークやとっても真面目なのに笑える科学が
盛り沢山です。

興味を持たれた方は、以下のWebをのぞいて見てください。

Improbable Research(イグノーベル賞を発表している団体)


WikiPedia イグノーベル賞(ja)


WikiPedia Ig Nobel Prize(en)

今年のイグノーベル賞は、受賞は終わってしまったので、
来年の受賞を僕なりに予想してみました。

環境・エネルギー賞:
米現大統領とその周辺の人々
理由:
イラク戦争などにより、石油の高騰をまねき、
脱炭素エネルギー・省エネルギー 技術開発を
促進したことに対して

平和賞:
将軍さま
理由:
これから来る冬に備えて、
日本国民にすばやく、手軽に、大量に、直接的に
熱エネルギーを供給するための試験を行ったことに対して

p.s.
御来場のみなさま、誠にありがとうございました。
Y姉さんありがと!
Ricafeのみんな、お疲れちゃ〜ん!

月曜日, 10月 23, 2006

紅葉燃える冬来なりしか

今朝の札幌の予想最高気温は、10°Cでした。
いつもとちがう道から登校していたら、
燃えるように赤い紅葉を見ることが出来ました。

日に日に寒く、寂しくなる今日この頃ですが、
長い冬を乗り越える為に、Playfulな遊びを
いろいろと計画することにしよう。
遊びのアイディア、一緒に遊んでくれる人募集中です。

土曜日, 10月 07, 2006

BOOK ヤバいぜっ!デジタル日本 -ハイブリッド・スタイルのススメ-

高城 剛 (著)
amazon

人にすすめられて読んでみた。僕には読んでいるだけでわくわくする本だった。
何より、『もっともっとみんな、作って、自分を自由に表現して、楽しもう!
それを僕達の文化にしよう』ってメッセージがとっても気持の良いメッセージ
に聞こえた。

著者は言う、これからの日本が世界に発信して行くべきものは、「スタイル」
だと。「スタイル」?それについては、本書をよんでいただくことにしよう。

だた、気になったことは、すくなくとも今まで日本の勢いを支えて来た「科学」
や「技術」といった世界を彼のいう「スタイル」にどうのように、「ハイブリッ
ド」や「コピー&ペースト」でスタイルにして行くのかビジョンが見えなかっ
た。

「科学」は今やもっとも古典的な世界だ。COOLだとか見るものの気持がいいだとか、経済
性だとかいう感覚すら、以前はまったく求められていなかった。少なくとも多
くの日本の研究者はそういった世界の住人である。

金曜日, 10月 06, 2006

Second Story

つい昨日のことだ、研究室の先輩と僕達の研究の未来を語り合った。
とっても大事なことばかりだった。
ただ今日はそのほんの一部、そして Research, Education and Cultuerとして、とっても
Creativeな話を紹介しよう。

僕等の研究対象は"脳"だけれど、手に取って見ることができないよね。
どうにかならないかな?
結論、脳の地図を作ろう! 脳の解剖学、生理学のデータを集積して、Virtual Brain Ma
pを作ろう! なんて構想(妄想?)が浮かんできた。

さてさて、Virtual Brain Mapを作るにはどうすればいいのだろうか?とりあえず、どれ
だけの”お金”がかかるのか調べてみることにした。

"脳""CG"といえば、"NHKスペシャル 人体 part-II 驚異の小宇宙 脳と心 " でしょう
と思った。人から聞いた話だけれど、あのCGは、"1秒1万円"位で作られているのだそうだ


ありゃー、おったまげたね。大変お値段が張ること。こんなんでは、国かGoogleでも動か
さないとできないでないかと思ったわけです。

ここからは、Second Story。
博物館の展示などは、いったいどれくらいの費用で作られていて、どこがつくっているの
だろうか?とWebをサーフィンしていたら、こんなサイトを見付けた。(http://www.secondstory.com/)このサイトは、Second Story
という、双方向メディアコンテンツをつくるスタジオ、つまり、さまざな展示の製作を手
がける会社のHPだ。

まず、なんといってもCOOLだ。PROJECTSを見てみると、多くの博物館や美術館のHPや展示
を手がけている。STUDIOを見ると、PROGRAMMERが結構いる。現代のCreativeな仕事がComp
uterなしでは、できないことを如実に表してる。でも、日本ではあまりこういった仕事で
PROGRAMMERの顔が見えることってないなぁ。