月曜日, 8月 25, 2008

『知る』から『あーだこーだやってみる』へ

任地のフォーテア大学のネットワークの設定で、このブログの更新ができないので、新しくブログを解説しました。今のところ更新もできているので、これからはそちらのほうで、日々のログを残していきたいと思っています。


"Aggressively straggling..."


JOCVとして南アに来たので、タイトルには取り組みながらいろいろと学んでいけたらとの思いを込めました。

南アに来てから2ヶ月、任地に赴任してから1ヶ月たちました。早いですね、ホントに。皆さんはお元気ですか?みなさんもいろいろとStraggilngな日々を過ごしていらっしゃると思いますが、心身ともに健康でいることを祈っています。それでは、あちらで会いましょう。

水曜日, 8月 06, 2008

From Univ. of Fort Hare

任務先のフォーテア大学での活動が始まりました。
大学内のインターネットからこのブロクの更新ができないので、
他のブログに変えようかと考えています。
しばらく更新できませんが、ご了承ください。

火曜日, 6月 24, 2008

朝ご飯もゴージャス!


GuestHouse Milner246では、朝ご飯からびっくりですね。
ただ私が日本でこんなリッチな贅沢な生活をしたことがなかったからだけですが、
毎朝、新鮮なフルーツオレンジジュースやヨーグル、続いて卵やサラダ、パンが
出てくるんです。

こんな生活をしていると、なんだかボケていくような気分と他の協力隊員がどんな生活を
送っているのかなぁと気になります。当然今は南アフリカの雰囲気に慣れるための
現地訓練中で、本来の活動を行う現地での生活とは違うはずです。なので、
あっち行ってから大丈夫なんだろうかと...。きっと電気も水もない地域へ派遣される
隊員には、考えられないような恵まれた環境に今はいるんでしょう。

それぞれの隊員には、それぞれの活動があります。それらを比べる基準は何もありません。
便利さや快適さなどは、活動の善し悪しを決定する要因にはなり得ません。
『開発』とは、そこの状況に確実に左右されます。井戸がなければ、生活水の確保に
労力を割かなければなりません。しかし、それは井戸が無いせいで、『開発』が進まない
ということではないでしょう。生活水の確保にかかる労力を削減する『開発目標』がそこに
存在するだけです。
それぞれの隊員の活動の充実度と現地のインフラとは直接的な因果関係はありません。
それぞれの状況、環境に適応して活動するのが、隊員の役目です。
それぞれの隊員が経験することは、それぞれの隊員にとってすばらしい経験となることを
期待してやみません。

月曜日, 6月 23, 2008

Milner246


首都プレトリアでの一ヶ月の滞在には、GuestHouseを利用します。
正直驚きました。今までこれほどゴージャスな宿泊施設に泊まったことはなかったです。
客室は5部屋、7名くらいの宿泊施設です。アフリカーンスの白人夫婦が経営しています。
このGuestHouseは、プレトリアのBlooklynのMilner通りの246番地にあるので、
"Milner246"といいます。黒人のお手伝いさんが二人働いていて、朝ご飯から洗濯と
アイロンがけまで、身の回りのすべてことをやってくれます。お庭もすばらしく、
朝8時には庭師さんが来て手入れをやっています。

このGusetHouseのあるBlooklyn地区は、白人のお金持ちが住んでいて、まわり家も
半端なく立派で、恐らく彼らの生活もゴージャスでしょう。どの家でも黒人さんの
お手伝いさんを何人か雇っているようです。夕方の4・5時になると、仕事が終わって
帰っていく姿を見かけます。

たとえBlooklynのような高級住宅地でも決して治安が良いわけではなく、どこの家も
警備会社との契約をしていますし、家を囲む塀には有刺鉄線と電線が張り巡らせてあります。
昼までも移動はほぼ車を利用していますし、車の乗り降りは必ず門の中で、ゲートが
しっかりしまってからやっています。
どれくらい危険なのかはわかりませんが、こういった警戒が習慣化しているのが、
来たばかりの私には印象的です。

この一ヶ月の滞在費や研修にかかる費用は全てJICAが出してくれます。
つまり、日本国民のみなさんの税金です。
一生懸命働いている納税者の日本のみなさんに感謝です。

南アフリカ到着


南アフリカに到着しました。6月23日から一ヶ月、首都プレトリアで現地訓練があります。
安全管理・対策、健康管理、南アJICA事務所の業務説明などのオリエンテーションが予定さ
れてます。

着いてのすぐの南アフリカの感想は、かなり発展しているなぁという幹事がします。
ヨハネスブルグの国際空港から50km離れたプレトリアへ向かうHigh Wayは両側
3車線で、BMW、メルセデスベンツ、アウディーといった高級車がバンバン走っているし、
新車のトヨタ、本田なんかもたくさん走っています。

街と街の間には、荒野が広がっていることもありますが、High Wayの両側にはところどころ
モール(大規模ショッピング施設)が建っていて、発展しているように見えました。

日曜日, 5月 04, 2008

たんぽぽ



日曜日は訓練がないので、訓練生の多くは二本松市街や福島・郡山市街へと遊びにいきます。
今日の二本松は汗ばむほどの陽気でした。季節の花も桜からたんぽぽへと移り変わりました。

日曜日, 4月 27, 2008

三度目の桜、開発手法。



今年は三度、満開の桜を見る事ができました。一度は東京で、二度目は大津で、三度目はここ二本松訓練所で。
福島県青年協力隊二本松訓練所での生活も18日間がたちました。

安定したリズムを保って生活ができるようになってきました。訓練所での生活のほとんどは『課業』とよばれる、語学やその他講義、自主学習に時間が割かれています。課業は毎日朝7:00の『朝の集い』にはじまり、夕方17:00に終わります。月曜から土曜日まであります。

さまざまな職種の隊員がいるので、それぞれの授業では専門をカバーできないので、自らの専門性を広め深めるため『自主講座』を企画して開催する人もいます。たとえば、
・理数科講師のための模擬実験講座
・エイズ自主講座
・途上国でのトイレ問題を解決する
などなど。

昨日、『参加型開発手法』という講義があり、そこで「ワークショップ」のワークショップをやりました。昨今よく耳にするワークショップですが、やってみると以外に難しことがわかりました。当たり前ですが、ワークショップにはルールがあります。今回は経験者もいたこともあり、少ない時間のなかで一通りとおすことができました。けれど、任地ではこのルールを理解して、乗っ取って行うだけでも大変なことだと容易に予想がつきます。

参加型の一方で、アンケートやインタビューで質問に答えてもらって、その返答を集計して分析する方法もあります。その方法を勉強する機会があればいいなぁと思ってもいます。

金曜日, 4月 18, 2008

「下手な考え、休むに似たり」

6月9日にはじまった、青年海外協力隊(JOCV)平成20年度第一次隊候補生の二本松での訓練生活も早9日が立ってしまいました。この間、JICAの偉い人の講義や訓練所所長の講話、訓練生活に関するオリエンテーションや派遣国の言葉:語学、職種で必要なスキルなどの講習が行われておりました。

毎日次々と新しいことが起こっているので、毎日報告ができればいいのですが、何分筆無精、お許しください。

現在このJICA二本松訓練所では、162名(男子69名、女子93名、全体平均28.4才)の派遣候補生が日夜訓練に勤しんでいます。(時を同じくして、長野県にあるJICA駒ヶ根訓練所でも行われています)この二本松訓練所では、東南アジア・中東・アフリカへ派遣される英語、中国語、フランス語、クメール語、マレー語、タイ語などを学ぶ候補生が訓練しています。

訓練生活でのおもな課業は、語学と異文化理解です。65日間訓練で語学の授業時間だけで210時間も割かれています。朝7時から午後5時までが課業の時間ですが、ここでの訓練生活そのものが異文化=他者との共同生活、異文化理解になっています。さまざまな職種やバックグラウンドを持つ人たちが一同に集まって共同生活しているので、新しい価値観や世界と常に遭遇しているような感じです。

訓練がはじまって一週間以上たったので、候補生の生活もリズムが出て落ち着いてきた気がします。これからはより深く異文化に触れることになっていきそうです。

訓練生活はずべてが課業に集中できるように管理されていて、大変恵まれた環境です(もちろん全て国民の税金でまかなわれています)。ただ、いろいろとくよくよとうつうつと余計なことを妄想して、怒ったり、落ち込んだりして、もんもんと悩むこともあります。たまたま訓練所の図書館で見つけた禅の本に「下手な考え、休むに似たり」と書いてあるのをよんで、はっと思いました。とりあえず手と体を動かすべし。

金曜日, 4月 11, 2008

青年海外協力隊 in 二本松訓練所 for 65 days

青年海外協力隊では、協力隊派遣候補生に対して、65日間の訓練を設けています。
その訓練で、派遣国でのミッションに必要な語学と生活をやり抜くすでを学びます。
日本とは、遠くはなれ習慣も違う派遣国で、2年間を充実させる為には周到な準備が必要ですね。

僕は今、福島県の二本松市にあるJICA青年海外協力隊訓練所で訓練を受けています。
その様子を逐次お伝えしていきたいと思っています。

月曜日, 4月 07, 2008

三井寺、琵琶湖疎水



先週末、滋賀県大津にある三井寺へ花見に行ってきました。
大津には祖父の家があり、また三年前に一年間住んでいたこともあり、懐かしく親しみを感じる町です。
滋賀県は近江の国とよばれていました。東海道を通って京へ登る際必ず通る場所でもあります。
それゆえに大津の歴史は古く、京都は比叡山一山はさんでお隣なので、貴重な文化遺産が数多く残されています。

大津にある古寺の中でもこの春の時期、ひときわ華やかなのが、桜で有名な三井寺とそのそばにある琵琶湖疎水です。天気もよく、丁度桜も満開で、一日花見日和でした。琵琶湖疎水というのは、琵琶湖の水を京へおくるための運河で、山の下にトンネルを通してあります。琵琶湖疎水の縁に植えられた桜並木もとてもきれいでした。

東京に帰ってくると、桜はもうすでに散り始めていて、刹那いですね。
近所の小学校は、今日が入学式で桜吹雪の中、新しい生活がはじまります。
僕の小学校の入学式の写真では、桜は満開だったので、開花が早くなっているみたいですね。
これも温暖化の影響でしょうか…。

火曜日, 4月 01, 2008

春爛漫



関東の桜は、丁度先週末満開になったようです。我が家東京町田の桜も満開です。

一歳の姪っ子が遊びに来ていて、一日ベビーシッターでした。
身の回りにあるあらゆるものすべてに驚きや感動が彼女を包んでいるみたいです。
お母さんの愛情を一身に受け止めて、すくすくと育っています。

さて、この春に札幌を離れ、実家のある東京へ8年ぶりに戻ってまりました。
そして、この6月に青年海外協力隊として二年間、南アフリカ共和国へ行く事になりました。
なぜ、青年海外協力隊を選んだかはいずれお伝えすることにして、
南アフリカでの活動内容を紹介します。

南アフリカのイースタンケープ州のアリス(Alice)という町にある、フォートテア大学(University of Fort Hare)に附属する科学館(Science Center)で国内外の博物館や科学館のネットーワーク作りや市民の人たちに科学などに興味をもってもらうための展示やイベントを企画・運営する業務に携わるようです。

具体的に何をするのかはまだわかりません。
ただ日本のほぼ地球の裏側にあるアフリカの国でどんなことがまっているのか不安と期待が入り交じった感じに興奮してきています。

火曜日, 3月 25, 2008

修了。感謝、そして出発。


このBlogにお足をお運びのみなさま、

ご無沙汰しておりました。お元気ですか?
今日、修了式でした。

札幌に来てから、早二年。ほんとに「あっ」と言う間に過ぎてしまいました。

なにやら「ガツガツ」とやってやると勇んで来た割には、本業の研究・勉学の「脳」の方では、ほとんど何もしなかったんだと、修了してみるとよくわかります。

ただただ、人々に出会い、多くの人々と知り合いになり、そして、おそらくそのほとんどの方たちに多かれすくなかれ迷惑をかけました。
それでも指導教官には、
「君のそれは、才能だよ。ただ、もっと周りの人のいいところを素直に取り入れようとする姿勢が必要だよ」
といっていただいたのが、うれしくも思い、また、襟を正すべきだなと痛感しました。

このブログを読んでくださっているみなさまをはじめ、大変多くの方々にお世話になりました。
この場をかりまして、お礼申し上げます。ありがとうございました。

指導教官の指摘はそのとおりですね。
僕の性格や能力では、
自分の為に、自分の為だけに快楽や権力や幸せを追い求めつづけても、
結局手に入れたい愛も友情も平和や安心できる環境も手に入らないんですね。

当たり前の事だけれど、僕の隣には常にだれかがいつもいてくれて、
すくなくとも隣にいる人とぐらい、前向きに切磋琢磨(または、協力)できずに、
どうすんだ!やっていけるか!
そんなことに気づいた二年間の札幌でした。

みなさま、ほんとにありがとうございました。
これからも末永くよろしくお願いします。


随分前から更新が止まっていましたが、また少しずつ始めたいと思います。

このブログで近況をお伝えして行きたいを思いますので、
またときどきのぞいてみてください。

みなさま、お元気で。
またお会いできるときに、お会いしましょう。