ついにオープンソースでフル3Dアニメーションムービーまで
作られるようになってしまった。すごい。
私は日頃から、LinuxというOpen Source Softwareを使っている。
Open Source Softwareというのは、
いわゆるフリーのソフトウェアのことである。
フリーというのは、「タダ」というだけでなく、
むしろ「自由」なソフトウェアのことを指してる。
(詳しいOpen Sourceの定義は、以下を参照してください。
オープンソースの定義 八田真行訳、2004年2月21日
http://www.opensource.jp/osd/osd-japanese.html)
さて、Open Source Softwareは、
コピーして使うのももちろん「フリー」である。
だからそのソフトウェアでは、ほとんど儲からない。
(売られいても、他からコピーしてもいいなら、
わざわざ買わないだろう)
ちなみに、世界一売れているマイクロソフト社のソフトウェアを
コピーして使ったら、それは立派な犯罪です。
(マイクロソフト社は大変儲かっています)
そんな儲からないOpen Source Softwareは、
作っても儲からないので、
手間のかかる、ユーザーのそんなにたくさんいない
分野のソフト(マルチメディア)の開発は、
ブラウザやオフィースなどのソフトに
比べるとそんなに進んでいないと思っていたら、
そんなことはなかった。
なんと、フル3Dアニメーションムービーを
Open Source Softwareだけで作ってしまったのだ。
その短篇ムービー(約10分)の名前は、
「Elephants Dream」http://www.elephantsdream.org/index.php
『これはOrangeProject という、アーティスト・開発者が集まり、
6ヶ月で3DショートムービーをBlender というオープンソースの
CGソフトで制作するというプロジェクトの成果物です。』
(http://slashdot.jp/articles/06/05/25/0249246.shtml の xzr (7110) のコメントから引用)
映画製作といえば「マルチメディア」の代名詞ではないか!
ここまでできるなら、
これからはもう「Open Source で何でもできる」と
胸をはって言えるな。
関連記事:
Openな映画Elephants Dream(Slashdot Japan)
http://slashdot.jp/articles/06/05/25/0249246.shtml
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