安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方
山岸 俊男 (著)
中公新書
Bookoffで買って、知らずに読んでいたのだけれど
著者は北大の心理学の先生でした。
人間の心理から社会システムのあり方を問うた
おもしろい本。
こういうの好きです。説得力があります。
私達人類は、社会の中で対人に関する知性を
獲得してきました。
それらの知性が閉じた社会(村など)や
開いた社会(都会など)でどのように重要になるのか
議論されている。
つまり、社会的な不確定要素を少なくするためには
どのような戦略をとるのがよいのか?
結局、現代のように多くがグローバルになってしまうと
なるべく情報をOpenにして、不確定要素を少なくするための
コストを少なくしなければ、うまくいかないのだそうだ。
これって、いままで現象論としていくつかの事例はあったけれど、
どうしてなのかひとつの説明があたえられたのではないでしょうか。
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