無思想の発見
養老 孟司 (著)
ちくま新書
「無思想はフレキシブルだよね、都合がいいのさ。
だから何事にも寛容なんだよ。器がでかいってこっと。
みんなつまらない思想に囚われていないで、
日本古来の「無」の思想に戻ろうよ!」
っていっているように思った。
これはこれでいいよね。たしかに都合がいい。
うまく行きそう。
論理的に考えてうまくいきそうな戦略なのに
なぜかみんながみんな、とういよりほとんどの人類は
「無思想」を採用していないのです。
きっと「有思想」には、強い引き込みがあるのです。
思想なしではふらふらと不安で、
不自由を承知で何か基底を自ら定めて、
それからでないと生きてゆけないから、
多くのひとが有思想でいるのだろう。
どうすれば、「無思想」に鞍替えできるのか
その辺も書いて欲しかったね。
でもやっぱり、よくもわるくもクソジジイだなこの人は。
小生は生意気にもそう思いました。
こんな人が結構好きです。
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